旭川のマルシェに出店すると、何が起きる?|売上だけではない「最初の接点」の作り方

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旭川では、さまざまな場所でマルシェが開催されています。ハンドメイド、焼き菓子、パン、アクセサリー、雑貨、食品、サービス。規模も会場も主催者もさまざまです。そして小さな事業者にとってマルシェは、「商品を販売する場所」というだけではありません。知らない人に見つけてもらう、実物を見てもらう、話をする、名前を覚えてもらう、SNSを見てもらう。そんな「最初の接点」を作れる場所でもあります。今回は旭川のマルシェを、売上だけではなく認知・検索・SNS・Web導線という視点から整理してみます。

目次

マルシェは「知らない人に会える場所」

ネットショップやSNSでは、基本的に「すでに興味を持っている人」に見てもらうことが中心になります。ところがマルシェには偶然の出会いがあります。たまたまブースの前を通り、たまたま商品を見て、たまたま話を聞く。そこで「これ、かわいい」「おいしそう」と思ってもらえれば、最初の接点が生まれます。マルシェの強みは、「検索する前の人」と出会えること。これはWebだけでは作りにくい接点です。

でも、「買ってもらった」で終わると少しもったいありません。「この商品、どこで買えるんですか?」「SNSありますか?」と聞かれたとき、「Instagramあります」だけで終わってしまうと、相手が後から探せないことがあります。店名を忘れる、アカウント名を忘れる、検索しても似た名前がたくさん出てくる。せっかくの出会いがそこで途切れてしまいます。マルシェで初めて知った人は、その場では購入しなくても、家に帰ってから「旭川 ○○」「○○ 通販」などと検索するかもしれません。「マルシェで知った人が、帰宅後にもう一度あなたを見つけられること」が大切です。

「何を売っている人なのか」が一瞬で分かるか

マルシェでは商品を直接見てもらえますが、Webに戻ると状況が変わります。SNSのプロフィールを見て「この人、結局何をしているんだろう?」となってしまうことがあります。マルシェで商品を見た人なら理解できても、Webだけを見た人には分からない。これはもったいない状態です。プロフィールには少なくとも、何をしている人なのか、何を販売・提供しているのか、どこで活動しているのか、どこで買えるのか、次にどこを見ればいいのかが分かるようにしておくと、初めての人にも伝わりやすくなります。マルシェ用のSNSと普段のSNSを分ける必要はなく、普段の活動とイベント出店が一つにつながっているほうが、マルシェが終わったあともアカウントが役に立ちます。

マルシェでは「商品」だけでなく「人」も見られています。実際に話してみると「この人から買いたい」と思うことがあります。その「人となり」はSNSやホームページにもつながるので、Webは「商品を説明する場所」だけではなく、「会った人がもう一度思い出す場所」として考えることができます。

まとめ|マルシェは「売る場所」だけではない

マルシェに出れば必ず売れる、という単純な話ではありません。来場者との相性、商品の価格帯、会場との相性、天候や時間帯にも左右されます。だからこそ「売上だけでマルシェを評価しない」という視点も必要です。新しいお客様と会えた、商品を知ってもらえた、名前を覚えてもらえた、SNSを見てもらえた、次回購入につながった。いろいろな成果があります。

出店後は、出店したことをSNSに残す、商品写真を整理する、次回の販売場所を案内する、オンラインショップへの導線を作る、プロフィールを見直す、といった形で「イベントが終わったあとも、情報が働き続ける状態」を作っておきたいところです。マルシェ→検索→SNS・ホームページ→次の購入・来店。当日の売上だけを見るのではなく、「この出会いが、明日以降どこにつながるのか?」まで考えることが、小さな事業者にとってのWeb整理です。

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