旭川市の公式イベント情報を見ていると、地域にはいろいろな催しがあることに気づきます。イベントというと大きなお祭りを思い浮かべがちですが、学べるもの、体験できるもの、文化に触れられるものなど、種類はさまざまです。「今週末、何かないかな?」と気軽に調べてみると、これまで知らなかった場所や活動に出会えるかもしれません。ところで、こういう情報を見ていると、僕はつい別のことも考えてしまいます。「このイベント、どうやって知ってもらっているんだろう?」職業病ですね。
入口によって、伝わる情報は違う
イベントそのものが魅力的でも、その存在を知らなければ、参加するきっかけは生まれません。同じイベントでも、知ってもらう入口はいくつもあります。SNSは写真や雰囲気を伝え、興味を持つきっかけをつくります。ホームページは開催概要やサービスの詳細を、まとまった形で伝えられます。Googleマップは場所や行き方、営業時間を確認しやすくします。もちろん、すべてを使えばいいという話ではありません。大事なのは、誰に、何を知ってもらいたいのか。そのうえで、必要な情報を必要な場所に置くことです。
発信は、投稿して終わりではない
小さなお店や個人の活動にも同じことが言えます。Instagramを更新している、ホームページもある、イベントにも出店している。それなのに思ったほど知られていない。そんなとき、投稿回数を増やす前に考えてみてほしいことがあります。初めて自分を知った人は、次に何を見ればいいんだろう? 営業時間を知りたいのか、商品の価格か、予約できるか、どんな人がやっているのか。知りたいことが分からなければ、次の行動にはつながりにくくなります。情報発信の流れは、知ってもらう、興味を持ってもらう、詳しく知ってもらう、来店・予約・問い合わせにつなげる、とつながっています。この流れがつながっているかどうかが大切です。
まとめ
情報は、たくさん出すより「つながっている」こと。頑張って発信しているのに反応が少ないと、もっと投稿しなきゃ、もっと目立たなきゃと思いがちです。でも、足りないのは発信量ではなく、情報のつながりかもしれません。どこで知ってもらうのか、何を見てもらうのか、どうすれば次の行動に進めるのか。この3つを一度整理するだけでも、見直す場所が変わってきます。週末のお出かけ情報を眺めるだけでも、こんな視点で見てみると、いつもの街が少し違って見える気がします。
