「ホームページにはこう書いてあるのに、地図アプリでは違う時間が表示されていた」。お客さんからそんな声を聞いたことはありませんか。お店の基本情報が場所によってバラバラだと、お客さんは「どちらが正しいのだろう」と迷います。迷ったまま来店をやめてしまうこともあります。発信を増やす前に、まず基本情報のズレを整えることが大切です。
なぜバラバラになるのか
お店の情報は、開店当初に作ったものがそのまま残っていることが少なくありません。ホームページ、地図アプリ、SNS、予約サイト。作った時期や担当した人が違えば、書かれている内容も少しずつ違ってきます。営業時間や定休日の変更があったとき、すべての場所を直しきれていないこともあります。悪気がなくても、情報が増えるほどズレは起きやすくなります。
整える手順は4つ
1つ目は、正しい情報をひとつ決めることです。まず、今の営業時間と定休日を確認します。臨時休業がある場合は、その伝え方も一緒に決めておきます。ここで決めた内容が、これから直すときの「正解」になります。
2つ目は、情報が載っている場所を全部書き出すことです。ホームページ、地図アプリ、SNSのプロフィール、予約サイトなど、思いつく場所を一覧にします。意外なところに古い情報が残っていることもあり、書き出すだけでも、どこを直すべきかが見えてきます。
3つ目は、違いを直し、直す順番を決めることです。一覧と「正解」を見比べて、違うところを直していきます。そのときに「ここを直したら、次はここも直す」という順番も決めておくと、次に変更があったときも迷いません。
4つ目は、変わるときの伝え方を決めておくことです。臨時休業や年末年始など、普段と違うときはどう伝えるか。たとえば、まず地図アプリとSNSで知らせて、ホームページにも同じ文面を載せる、といった流れです。伝える場所と順番が決まっていると、慌ててバラバラな情報を出すことが減ります。
まとめ
お客さんが知りたいのは、特別な宣伝文句よりも、「いつやっているのか」「いつ休みなのか」という基本の情報です。まずは正しい情報をひとつ決め、載っている場所を書き出し、違いを直して、変わるときの伝え方を決める。この順番で整えるだけでも、お客さんの迷いはぐっと減ります。発信を増やすのは、そのあとでも遅くありません。
