ホームページを作る前に考えたい7つのこと|目的・相手・作ったあとまで

SI — Structural Intelligence

「そろそろホームページを作ろうかな。」そう思ったとき、すぐに制作会社を探したり、デザインを考えたりする人も多いと思います。もちろん、ホームページを作ること自体は悪いことではありません。ただ、僕はその前にいくつか考えておきたいことがあります。ホームページは「とりあえず作るもの」ではなく、仕事を伝えるための仕組みです。

目次

なぜ必要なのか、誰が見るのか

最初に考えたいのは「どんなホームページにするか」ではなく「なぜ必要なのか」です。お店の場所を知ってもらいたい、商品やサービスを詳しく説明したい、予約や問い合わせを受けたい、会社や事業について知ってもらいたい、SNSでは伝えきれない情報を置きたい、初めての人が安心して見られる場所を作りたい。目的によって、必要なページも必要な情報も変わります。

次に、誰が見るホームページなのか。実際に見るのは、お客さんや取引先、求職者、地域の人、初めて名前を知った人などです。「自分が載せたい情報」を考えることは大切ですが、それだけでは足りません。「誰が見るのか」を考えると、何を載せるべきかが見えてきます。

見る人は何を知りたくて、見たあとどうしてほしいか

ホームページに情報をたくさん載せれば分かりやすくなるとは限りません。むしろ情報が多すぎて「結局何なのか分からない」ということもあります。初めて来た人が最初に知りたいのは、料金なのか、商品なのか、場所なのか、営業時間なのか、予約方法なのか、どんな人がやっているのか。「何を載せるか」ではなく「何を知りたい人なのか」から考えると整理しやすくなります。

そして、見たあとどうしてほしいのか。商品を見る、店に行く、予約する、問い合わせる、資料を請求する、SNSを見る、次に検討する。その人にどんな次の行動を取ってほしいのかまで考えておくと、ボタンやページ構成も作りやすくなります。ホームページには全部載せるのではなく、「ここには何を置くのか」を決めることが大切です。詳しい情報をホームページに置き、SNSから必要な場所へ案内する方法もあります。

作る前に、材料と「作ったあと」を考える

制作会社に相談する前に、自分のところにある情報を一度集めてみるのもおすすめです。店名・会社名、商品・サービス、価格、写真、営業時間、場所・アクセス、プロフィール、これまでの活動、よくある質問、問い合わせ方法、SNS、お客さんに伝えたいこと。この段階で「何が足りないのか」が分かるだけでも、ホームページ作りはかなり進めやすくなります。

「作ったあと」のことも考えておきます。「完成したら終わり」ではありません。営業時間が変わる、商品が増える、イベントを開催する、写真を入れ替える、料金が変わる、問い合わせ方法が変わる。こうした変化が起きたとき、誰が更新するのか。自分でできるのか、制作会社に頼むのか、そもそも更新しなくても成り立つ構成にするのか。作る前に考えておくと、後で困りにくくなります。お金をかける場所も考えます。ホームページは、お金をかければかけるほど良くなるものではありません。写真が重要な仕事なら写真に、情報量が多い仕事なら情報設計に、更新が多いなら更新しやすさに、というように、実際の仕事に必要なところへ予算を使う視点が大切です。

まとめ

ここまで考えて、「やっぱり今は必要ない」となることもあります。それもちゃんとした判断です。SNSや地図情報、ECサイトなど、すでに必要な情報を別の場所で届けられている場合もあります。大切なのは「ホームページを持っていること」ではなく、必要な人が必要な情報にたどり着けることです。作る前に考えたいのは、なぜホームページが必要なのか、誰が見るのか、その人は何を知りたいのか、見たあとどうしてほしいのか、どんな情報をホームページに置くのか、作ったあと誰が更新するのか、そもそも今すぐ作る必要があるのか、の7つです。ホームページを作ることは技術的には以前よりずっと簡単になりました。だからこそ、「どう作るか」より先に「何のために作るのか」を考えたい。そこまで整理できていればホームページはかなり作りやすくなりますし、決まっていないまま作り始めると、途中で「何を載せればいいんだろう」となりやすい。作る前に考えることも、Webの仕事の一部だと思っています。

ホームページを作ったのに問い合わせが来ない店向け『Web整理相談』— 誰向けか・何を頼めるか・どこから連絡するかを、伝わる順番に整えます。

相談・お問い合わせはこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次