「旭川 イベント」「旭川 マルシェ」「旭川 ワークショップ」「旭川 教室」「旭川 習い事」「旭川 交流会」。イベントや教室、コミュニティも検索される機会があります。ただ、この分野には少し特殊なところがあります。飲食店や美容室のように「いつでも使えるサービス」とは限らないことです。イベントには開催日があり、教室には開催日時があり、コミュニティには活動日や参加条件があります。検索した人が知りたいのは「何をしているのか」だけではなく、「自分は参加できるのか?」です。ここまで分からないと、次の行動につながりにくくなります。
まず「何をするのか」「誰が参加できるのか」
イベント名だけでは内容が分からないことがあります。独自の名前を付けたイベントは、初めて見た人に何のイベントなのか伝わらない可能性があります。タイトルや冒頭で、何をするのか、誰向けなのか、いつ開催するのか、どこで開催するのかをできるだけ早く伝えます。「○○フェス開催!」だけではなく、「旭川で親子向けの○○体験イベントを開催します」のように、初めて見る人でも内容が想像できる表現にします。
対象者も重要です。子ども向け、親子向け、大人向け、初心者向け、経験者向け、事業者向け、地域住民向け。「どなたでも参加できます」というイベントでも、実際にどんな人が参加しやすいのかを説明すると親切です。参加者が「自分に関係あるイベントだ」と判断できることが大切です。
日時・場所・予約・料金を具体的に
日時は「9月28日開催!」だけでは足りません。開催日、開始時間、終了時間、受付時間。複数部制なら各回の時間も分けます。「何時に行けばいいのか」が分からない状態を残さないことがポイントです。
場所も会場名だけで終わらせません。会場名、住所、駐車場、公共交通機関、入口・受付場所など、初めて行く人が迷わない情報を整理します。Googleマップへの導線を用意するのも一つの方法です。
予約情報は特に重要です。予約不要、事前予約制、当日受付あり、定員あり、先着順、抽選。「お問い合わせください」だけではなく、予約が必要なのか不要なのかを最初に明確にします。料金も、参加費だけではなく、材料費込みなのか別なのか、子ども料金、当日追加料金まで分かると安心です。
教室なら、「楽しい教室です」「初心者歓迎です」だけでなく、何を学ぶのか、何回で完結するのか、1回の時間、必要な道具、年齢条件、定員まで具体的にします。講師についても、肩書きを並べるだけではなく「実際に何をしている人なのか」が伝わるほうが分かりやすくなります。コミュニティは言葉の幅が広いので、「このコミュニティでは、実際に何をしているのか」を具体的に説明します。交流会なのか、勉強会なのか、オンライン中心なのか、リアルで集まるのか。「一人で参加して大丈夫?」「持ち物は?」といった、参加前によく聞かれる疑問は、FAQなどに整理しておくと、問い合わせる前に分かるようになります。
開催後まで含めて、情報資産にする
イベントページは「開催日まで」が本番ではありません。参加した人が、次回開催を知る、主催者を知る、教室に申し込む、SNSをフォローする、といった行動につながることがあります。開催後もページを消してしまうのではなく、「開催終了」「次回開催予定」「次回情報はこちら」と、現在の状態が分かるように整理しておく方法があります。
過去のイベントの記録も役立ちます。どんなイベントだったか、どんな人が参加したか、どんな雰囲気だったかが分かれば、次回参加を考える人の参考になります。ただし、実際に参加者数を把握していないのに「大盛況でした」などと書く必要はありません。写真や開催内容を事実として記録するだけでも十分に情報になります。「実績を大きく見せる」より「活動をきちんと残す」。この考え方のほうが、小さな活動にも使いやすいでしょう。
まとめ
SNSは開催直前の告知や写真に向いていますが、投稿は流れていきます。Webページ=イベントの基本情報、SNS=告知・現在の様子・リマインド、と役割を分け、SNSからイベントページへ誘導できるようにしておきます。また、主催者と出店者では必要な情報が違い、出店者には出店料や募集条件、搬入・搬出などの情報が要ります。「誰に向けたページなのか」を整理することで、情報も整理しやすくなります。
イベント主催者が使いたい名前と、検索する人が使う言葉は同じとは限りません。「旭川 マルシェ」「旭川 子どもイベント」など一般的な言葉で探す人もいるので、イベント名を大切にしながら、ページ内では「これは何のイベントなのか」を普通の言葉でも説明します。イベントの情報は「開催する」だけで終わらせず、イベント→検索→情報確認→参加→次の行動という流れを作っておくことで、一回限りの告知だった情報が、次の活動につながる資産になっていきます。
