新しいものが、けっこう好きです。「新しいもの」といっても、最新機種を毎回買うとか、流行を全部追いかけるとか、そういう意味ではありません。知らないものを見ると、ちょっと気になる。「これ、なんだろう?」「どうやって使うんだろう?」「これって、何ができるんだろう?」。そう思うと、とりあえず触ってみたくなります。分からないものを見ると、「分からないままにしておくのは、もったいない」と思ってしまうのです。
とりあえず、触ってみる
Webの仕事をしていると、新しいサービスやツールが次々に出てきます。「こんなのが出たんだ」と見つけると、気になります。まず調べる。できることを見る。実際に触ってみる。使い勝手を見る。「これは使えるな」と思うこともあれば、「これは自分にはいらないな」となることもあります。でも、触ってみないと分からないことがあります。説明を読んだだけでは、分からないことがあるのです。実際に触ると「なるほど、こういうことか」と分かる。逆に、説明を読んでいるときは便利そうに見えたのに、実際に使ってみると「思っていたのと違う」となることもあります。だから僕は、知識だけで判断するより、できるだけ一度触ってみたい。使ってみて、自分なりに判断する。これは、Webに限った話ではないと思っています。「知らない」ことより、「知らないまま決める」ことのほうが気になるのです。
新しいものが、必ず良いわけではない
ここは、けっこう大事です。新しいものが好きだからといって、新しいものなら何でも使うわけではありません。新しいサービスだから良い。最新の機能だから便利。流行っているから必要。とは限りません。実際に触ってみて「これ、今の自分には必要ないな」と思うことも普通にあります。むしろ、使ってみたからこそ必要ないと分かる。それも、新しいものを試す意味の一つだと思っています。また、新しいサービスや仕組みを見ていると、「これ自体が便利かどうか」だけではなく、別のことを考えることがあります。なぜ、こういう仕組みにしたんだろう。なぜ、この順番なんだろう。どういう人を想定しているんだろう。どんな行動をしてほしいんだろう。そうやって考えていると、新しいものそのものより、その裏側の考え方が面白くなってきます。そして、それが仕事のアイデアにつながることもあります。
まとめ
もちろん、新しいものを調べるのは仕事のためだけではありません。新しい店ができた。面白そうなイベントがある。見たことのない商品がある。知らない場所がある。そういうものも気になります。「ちょっと見てみよう」という軽い気持ちで行ってみる。そこで、思っていた以上に面白いものを見つけたり、逆に「あ、これは自分には違うな」と分かったりする。どちらにしても、一つ経験が増えます。好奇心は寄り道も増やします。調べものをしていたはずなのに別のことが気になって、気づけば最初の目的から少し離れている。ただ、その寄り道の途中で面白いものを見つけることも多いので、最近は「まあ、寄り道も悪くないか」くらいに思っています。年齢を重ねても、まだ知らないものを見ると気になります。分からない。だから調べる。触ってみる。やってみる。それで「これは違ったな」となってもいい。やってみたから分かった、ということが残ります。「ちょっと気になる」を放っておかない。それくらいが、僕の好奇心です。
