旭川には、飲食店、美容室、パン屋さん、ハンドメイド、個人事業、フリーランス、店舗を持たずWebやSNSで仕事をする人など、「小さな事業」や「小さな活動」がたくさんあります。ただ、「いい仕事をしている人」と「知られている人」は、必ずしも同じではありません。商売というと「売ること」から考えてしまいますが、その前に「そもそも、その存在を知っているか」が意外と大きいのです。
「旭川で知られる」は、全国で有名になることではない
全国的に有名になることだけがブランドではありません。旭川の中で、ある人から見て「あのお店知ってる」「あの人に相談してみよう」「あそこ、前から気になってた」となることも、立派な認知です。100万人に知られる必要はない。自分の仕事を必要としている人に、ちゃんと知られる。地域で仕事をするなら、こちらのほうが重要な場合もあります。
小さな接点の積み重ねで「知っている店」になる
イベントに出る。誰かと一緒に仕事をする。SNSで発信する。Googleで検索されたときに情報が出てくる。ホームページを見ることができる。口コミが生まれる。また別の場所で名前を見る。こうした小さな接点が積み重なることで、「知らない人」から「知っている人」へ変わっていきます。旭川は「大きすぎない」街だからこそ、広告を大量に出すよりも、地域の中で少しずつ接点を増やしていく考え方が合うのではないかと思います。
まず「知られる場所」を考える
僕なら、誰に知ってほしいのか、何をしている人・店なのか、どんな場面で必要とされるのか、どこで存在を知ってもらうのか、知ったあとどこを見れば詳しく分かるのか、という5つを考えます。特に「どこで知ってもらうか」は重要で、Instagramなのか、Googleマップなのか、ホームページなのか、イベントなのか、口コミなのかは人によって入口が違うからです。一度、「旭川 美容室」「旭川 パン屋」のように「旭川+自分の仕事」で検索してみると、探している人がどんな情報に触れるのかも見えてきます。「売らなきゃ」より先に「知ってもらおう」。売る前に、WebやSNS、Googleマップ、地域のイベント、誰かの会話の中に存在する状態をつくっていくことが出発点です。
