「ブランド」という言葉を聞くと、
ロゴ。
高級感。
おしゃれなデザイン。
有名企業。
そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし、本来ブランドとは、見た目だけで作られるものではありません。
ブランドとは、
相手の中に積み重なる認識そのもの
です。
「あのお店なら安心できる」
「この人から買いたい」
「この活動には共感できる」
そう感じてもらうための、すべての積み重ねがブランドになります。
ロゴを作ればブランドになるのか
新しい事業を始める時、
最初にロゴを作る。
名刺を作る。
カラーを決める。
これはもちろん大切です。
しかし、それだけではブランドにはなりません。
なぜなら、ブランドは発信する側だけで完成するものではないからです。
ブランドは、
提供する側の想い
↓
届ける情報
↓
相手の体験
↓
相手の記憶
によって形成されます。
ブランドには構造がある
ブランドを整理すると、いくつかの要素に分けることができます。
① WHY|なぜ存在するのか
最も大切なのは、
「なぜ、この活動をしているのか」
です。
商品やサービスだけでは、違いが伝わりにくい時代です。
同じような商品があったとしても、
なぜ作っているのか。
どんな想いがあるのか。
そこに共感する人が増えています。
② WHO|誰が届けるのか
現在は、
「何を買うか」
だけではなく、
「誰から買うか」
が重要になっています。
だからプロフィールやストーリーは、単なる紹介文ではありません。
信頼を作るブランド要素です。
③ WHAT|何を提供するのか
商品やサービスです。
しかし、ここで大切なのは、
「機能」だけではなく、
「どんな価値を提供するのか」
です。
例えば、
アクセサリーなら、
素材を販売しているのか。
それとも、
身につけることで感じる体験を届けているのか。
同じ商品でも、伝え方によって価値は変わります。
④ HOW|どのように届けるのか
ブランドは、
商品だけでは完成しません。
購入前の情報。
接客。
包装。
SNS。
Webサイト。
イベント体験。
すべてがブランドになります。
小さな事業ほどブランド設計が重要な理由
大企業には、
広告費。
知名度。
店舗数。
があります。
しかし、小さな事業や個人活動には別の強みがあります。
それは、
「人との距離の近さ」
です。
だからこそ、
誰がやっているのか。
なぜやっているのか。
どんな価値観なのか。
を伝えることが重要になります。
世界観とは何か
ブランド設計でよく使われる言葉に、
「世界観」
があります。
しかし、世界観は単なる雰囲気ではありません。
世界観とは、
そのブランドが持つ一貫した考え方です。
例えば、
色。
言葉。
写真。
商品。
空間。
接客。
イベント。
すべてが同じ方向を向いた時、
人はそこに「らしさ」を感じます。
情報設計とブランド設計はつながっている
ブランドとWebサイトは別物ではありません。
Webサイトは、ブランドを伝える重要な場所です。
例えば、
プロフィールページ。
サービスページ。
実績ページ。
ブログ記事。
お問い合わせページ。
これらすべてが、
「この人、この会社は何者なのか」
を伝えています。
つまりWebサイトは、
ブランドの構造を見える化する場所です。
松井構造室が考えるブランド設計
松井構造室では、
ブランドを作ることを、
「飾ること」
ではなく、
「整理すること」
だと考えています。
すでに持っている価値。
経験。
想い。
商品。
活動。
それらを整理し、
一貫した形で伝えられる状態にする。
それがブランド設計です。
プロジェクトにもブランド構造がある
例えば、STUDIO DiW。
Destiny Island WORLD。
うんのしまマーケット。
これらも単なる活動名ではありません。
それぞれ、
目的。
世界観。
届けたい体験。
関わる人。
伝え方。
があります。
活動が広がるほど、
構造を整理することが重要になります。
まとめ|ブランドは積み重ねによって生まれる
ブランドは、
ロゴだけではありません。
デザインだけでもありません。
広告だけでもありません。
人。
商品。
言葉。
体験。
情報。
すべてのつながりによって生まれます。
だからこそ、
ブランドには構造が必要です。
松井構造室では、
価値が正しく伝わるためのブランド構造を設計しています。
松井構造室
Web・情報設計・編集を軸に、
情報・人・場・ブランドのつながりを設計しています。
STUDIO DiW
共同代表 / Creative Director