好きなものは、けっこう長く好きです

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好きなものは、けっこう長く好きです。新しいものが好きなのに、好きになったものはけっこう長く好き。ちょっと矛盾しています。新しいものを見つけるのは好きです。でも、「新しいから好き」というわけではありません。一度気に入ったものは、何年経っても使っていたり、聴いていたり、見ていたりします。たぶん僕は、流行よりも「自分の中に残ったかどうか」を大事にしているんだと思います。新しいものは好き。でも、好きになったものは古くならないのです。

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好きになるまでに、少し時間がかかる

何かを見て「おもしろそう」と思うことはあります。でも、その時点で「好き」とは限りません。何度か見てみる。使ってみる。聴いてみる。実際に触れてみる。そうしているうちに「やっぱり好きだな」と思うものがあります。逆に、最初は面白そうだったのに、しばらくするとそれほどでもなくなるものもあります。それも普通だと思っています。だから「好きになるかどうか」は、ちょっと時間を置いて判断することが多いです。長く好きでいると、見え方も変わります。最初は「なんとなく好き」だったものが、「ここが好きなんだ」「こういうところが自分に合っているんだ」と分かってくる。逆に、前は好きだったけれど今は少し違うと感じることもあります。自分が変わったのかもしれないし、そのものが変わったのかもしれないし、ただ今の自分には合わなくなっただけかもしれません。そういう変化も含めて、好き嫌いはけっこう面白いものだと思っています。

「好きじゃない」と「価値がない」は、まったく別の話

そして、僕はたぶん好き嫌いがそれなりにあります。「何でも好きです」というタイプではありません。合うものは好き。合わないものは、たぶん長くは続かない。でも、「嫌いだからダメ」と言いたいわけでもありません。単純に、自分には合わない。そういうこともあります。人によって好きなものは違う。だから、自分が好きじゃないからといって、それを好きな人まで否定する必要はないと思っています。「なぜ好きなの?」と聞かれても、うまく説明できないこともあります。なんとなく好き。見ると嬉しい。使っていると落ち着く。何度見ても飽きない。それだけでも充分な理由だと思っています。好き嫌いは、理屈だけでは決まらないものだからです。

「好き」は、仕事にも少し出る

仕事でも、たぶん好き嫌いは出ています。情報が整理されているものが好き。ちゃんと考えられているものが好き。作ったあとも大事に使われているものが好き。人が自分で動けるようになっていくのも好きです。逆に、目的が分からないままただ作ることや、とにかく情報を詰め込むことは、あまり好きではありません。そう考えると、得意なことや苦手なことも、結局はこういう好き嫌いの積み重ねなのかもしれません。仕事の基準って、最初から立派な理念として作られるものではなくて、「これは好きだな」「これは違うな」という経験の中から少しずつできていくものなのだと思います。大人になると「嫌いでもやらなきゃ」ということもあります。それはそれで必要です。でも、何でも好きになろうとする必要はないと思っています。合わないものは合わない。苦手なものは苦手。その代わり、自分が大切にしたいものはちゃんと大切にする。そのほうが自分の時間も使いやすくなる気がします。好きなものを全部増やすより、本当に好きなものを長く好きでいられるほうが、僕には合っています。

まとめ

好きなものは、無理に説明しなくてもいい。そして、一度好きになったものは、できれば長く好きでいたい。新しいものには近づいてみる。好きになったものは大切にする。合わないものは、無理に好きにならない。好き嫌いくらい、自分の感覚を信じてもいいと思うのです。

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