トップページを作るとき、「会社名を大きく出そう」「代表者の写真を載せよう」「サービス一覧を載せよう」と考えているうちに、情報がどんどん増えていきます。でも最初に決めたいのはデザインではありません。そのページを開いた人に、最初に何を分かってほしいのか、です。
最初に伝えたいのは「何をしているのか」と「誰のためか」
初めて訪れた人は、ページを丁寧に読みません。「ここは何のサイトだろう」「自分に関係あるかな」と短い時間で確認します。トップページの最初に「あなたの未来をもっと輝かせる」「想いをカタチに」だけが書かれていても、雰囲気は伝わっても「結局、何をしている会社なのか」が残ります。キャッチコピーが悪いのではなく、最初の情報としては「何を提供しているのか」が分かるほうが先です。さらに「旭川市内の小さな事業者向けに、ホームページやSNSの情報を整理しています」のように誰に向けたものかまで伝われば、見る人は自分との関係を判断できます。
トップページは「目次」に近い
トップページに載せたい情報はたくさんありますが、全部を説明する必要はありません。何をしているのか、誰のためなのか、どんな相談ができるのか、詳しく見るための入口。このあたりが分かれば次のページへ進めます。詳しい料金は料金ページ、実績は事例ページ、プロフィールはプロフィールページへ。僕はトップページを本の「目次」に近いものと考えています。本文のすべてではなく、「このサイトには何があり、どこを読めば知りたいことが分かるか」を案内する役割です。
並べる順番と、写真と、出口の考え方
基本の順番は、(1)何をしているのか、(2)誰のためなのか、(3)どんなことができるのか、(4)なぜ選ばれるのか(特徴や事例)、(5)詳しく知るための案内、(6)問い合わせや予約などの次の行動、です。写真も「雰囲気が良い」だけではなく、何をしている場所なのか、どんな人がやっているのかが伝わるものが文章の補助になります。また、すべての人がいきなり問い合わせたいわけではないので、出口は問い合わせだけにせず、料金や実績など「次に知りたいこと」への入口も用意します。そして事業を始めた理由や代表者の想いは大切ですが、初めての人が最初に知りたい情報とは限らないため、置く場所を分けて考えます。
まとめ:作る前に3つだけ確認する
トップページは事業のすべてを説明する場所ではなく、何をしているのか、誰のためなのか、どんな情報があるのか、次にどこへ進めばいいのかを案内する場所です。作る前に、(1)ここは何をしているサイト?(2)誰に向けたもの?(3)見た人に次に何をしてほしい?の3つを書いてみてください。これが決まっていればデザインでも迷いにくくなります。「自分が言いたいこと」だけでなく「初めて来た人は最初に何を知りたいか」から考える。それだけでもトップページの作り方は変わります。
