僕が目指したいものがあります。「おまつに頼めば、何とかなる」。そんなふうに思ってもらえる人になりたいと思っています。ただし、ここは誤解されたくないところでもあります。その意味を整理してみます。
「何とかなる」は、何でもできるという意味ではない
「おまつに頼めば何とかなる」と言っても、僕が何でもできるという意味ではありません。税務のことなら税理士さん、法律のことなら弁護士さん、専門的なデザインならデザイナー、高度なシステムならその分野の専門家。僕より詳しい人はたくさんいます。だから「全部僕に任せてください」という仕事をしたいわけではありません。目指したいのは、「ちょっと困っているんだけど、これって誰に相談したらいいんだろう?」というときに、最初に思い出してもらえる人です。
まず話を聞いて、一緒に整理する
相談を受けるとき、いきなり答えを出す必要はないと思っています。「ホームページを作りたい」と言われても、なぜ必要なのか、誰に見てもらいたいのか、今は何に困っているのか、すでに何を持っているのか。そこを聞いてみると、「実はホームページより先に、商品情報を整理したほうがよさそうですね」となることもあれば、「今のサイトを直せば、新しく作らなくても大丈夫かもしれません」ということもあります。僕が目指したい「何とかなる」は、何でも作ることではなく、まず何が起きているのかを一緒に整理することです。
分からないことは、調べる・つなげる
僕自身も、分からないことはたくさんあります。Webの世界だけでも新しいサービスや機能が次々に出てきますし、AIもそうです。「知らないから答えられません」で終わるより、調べる、試す、聞く、比べる、確認する。それで分かることもあります。もちろん、調べても分からないこともある。そんなときは、分かる人につなげばいい。僕にとっての「何とかなる」は、自分一人で全部答えることではなく、問題をそのまま放置せず、次にどうすればいいかを見つけることです。小さな事業では「誰に頼めばいいか分からない」で止まってしまうことが多いので、そこを少し減らしたいと思っています。
「頼る」と「丸投げ」は違う
何でも人に任せればいいとは思っていません。自分でできることは自分でやったほうが、仕事のことを理解できることもあります。逆に、毎回やる必要がないことや専門的なことは、誰かに頼ったほうがいい。大事なのは「何を自分でやって、何を人に頼むのか」を整理することです。僕が目指したいのは、僕がいないと何もできない状態ではありません。「ここは自分でやります。ここはおまつさんにお願いします」と、ちゃんと分けられる状態です。
まとめ
「おまつに頼めば何とかなる」は魔法ではありません。相談する前は「どうしよう」「何からやればいいんだろう」と思っていたことが、相談したあとに「じゃあ、まずこれをやってみよう」となれば、それで十分です。すぐに全部解決しなくても、次に進む道が見えれば仕事は少し動きます。一つ仕事をして、一つ経験して、一つ記録して。その積み重ねの先に、そういう信頼ができていけばいいと思っています。
