小さな事業者はホームページを作るべきか|作る前に整理したい7つの判断材料

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「そろそろホームページを作ったほうがいいですか?」小さな事業を始めた人から、こんな相談をされることがあります。でも僕はこの質問に対して、すぐに「はい、作ったほうがいいです」とは答えません。ホームページが必要かどうかは事業によって違うからです。SNSだけで十分な場合もあれば、Googleマップや予約サイトを中心にしたほうがいい場合もあります。逆に、ホームページがないことで機会を逃している場合もあります。「ホームページが必要か?」ではなく、「この事業にとって、ホームページは何の役割を持つのか?」から考えることです。

目次

まず「お客様はどこから来るのか」を考える

紹介、Instagram、Facebook、Google検索、Googleマップ、チラシ、広告、イベント、口コミ、既存のお客様、予約サイト、オンラインショップ。今、お客様がどこから来ているのか。ここが分からないまま「ホームページを作ろう」とすると、目的のないサイトになりやすくなります。逆に今の流れが分かれば、ホームページが必要なのか、必要だとしてもどの程度必要なのかが見えてきます。なお、SNSだけで仕事が成立する事業もあります。イベント出店が中心、紹介が中心、Instagramから予約を受けている、オンラインショップで販売が完結している、まだ事業を試している段階。こうした場合、最初から大きなホームページを作る必要はないかもしれません。ただしSNSは自分の所有するメディアではないので、仕様変更などの影響も考え、重要な情報を整理しておける場所を別に持つ考え方もあります。

こんな事業なら、ホームページの必要性は高くなる

①検索から新規のお客様を増やしたい。②サービスを詳しく説明する必要がある(料金、内容、流れ、対象者、事例)。③比較検討される仕事をしている。④紹介された人に、あとから検索して調べてもらいたい。⑤今後、事業を広げたい(サービス追加、採用、地域外への展開など)。店舗や地域サービスではGoogleビジネスプロフィールも重要ですが、サービス内容や料金プラン、事例、よくある質問までしっかり伝えたい場合は、別の受け皿が必要になることがあります。Googleとホームページは「どちらか一つ」ではなく、役割を分けて考えるものです。

逆に「今は作らなくてもいい」こともある

ホームページ制作には時間もお金もかかります。商品・サービス自体をまだ試している、価格がまだ決まっていない、誰を対象にするか決まっていない、事業名やブランドが変わる可能性が高い、今は紹介だけで十分に仕事が回っている、載せる情報がほとんどない。こういう状態なら、先に事業そのものを整理したほうがいい場合があります。整理されていない事業をそのままホームページに載せても、整理されていないホームページができるだけです。「名刺代わり」のホームページなら大きく作る必要もありません。何をしているか、誰に向けたサービスか、商品・サービス、料金または目安、プロフィール、実績や事例、問い合わせ方法、SNSへのリンク。これだけでも「名前を検索されたときに確認できる場所」という役割は持たせられます。

迷っているなら、まず7つを書き出してみてください。誰に見てほしいか。何を知ってほしいか。見た人に何をしてほしいか。今はどこからお客様が来ているか。今の方法で困っていることは何か。ホームページで何を解決したいか。作った後、誰が更新するか。ホームページは「営業マン」ではなく「受け皿」と考えるものです。SNSで知ってもらう、Googleで見つけてもらう、紹介してもらう、名刺を渡す。そして名前を検索してもらったときに、疑問に答えられる場所がある。本当に必要なのはホームページそのものではなく、「自分の事業を初めて知った人が、安心して次の行動に進める状態」かもしれません。

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