完璧じゃなくても、動かしたほうがいい

SI — Structural Intelligence

僕は、けっこう考えます。たぶん考えすぎるほうです。調べる、比べる、もう一度考える。「こっちのほうがいいかな」と迷って、また考える。こう書くと、いつまで経っても動かなそうです。でも実際には、そうでもありません。ある程度考えたら、僕は「まあ、やってみよう」となります。

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分からないことは、動いてみないと分からない

考えているだけでは、分からないことがあります。頭の中ではいくらでも考えられます。これは良さそう、これはダメそう、こっちのほうが伝わりそう、たぶんこうなるだろう。でも、実際にやってみると全然違うことがあります。思ったより良かったり、思ったよりダメだったり。誰も気にしないと思っていたところを気にする人がいたり、逆に大事だと思っていたところが意外と伝わらなかったり。それは頭の中だけではなかなか分かりません。だから、最後は実際に動かしてみる。僕が何かを始めるとき、最初から完璧な形を作ろうとはしないことがあります。まず小さくやってみる。一度公開してみる。使ってみる。誰かに見てもらう。話してみる。その反応を見る。そして必要なら直す。その繰り返しです。「完成してから動く」ではなく「動かしながら完成に近づける」という感覚に近いかもしれません。

Webも、公開することは完成することじゃない

Webサイトも、最初から100点を取る必要はないと思っています。もちろん、間違った情報を載せるとか、使えない状態で公開するとか、そういう話ではありません。最低限、ちゃんと使える状態にはする。そのうえで実際に使ってみる。見てもらう。問い合わせが来る、来ない。どこで迷うのかを見る。必要なら直す。Webは、公開した瞬間に完成するものではありません。むしろ、そこから使われ始める。だから「完璧になるまで公開しない」よりも、「ちゃんと使えるところまで作って、動かしてみる」ことを大切にしています。公開することは、完成することじゃありません。使い始めることです。

「とりあえずやる」とは、少し違う

ただ、「何でもいいからとりあえずやればいい」ということでもありません。ここは、けっこう大事です。考えることをまったくしないで動くと、ただ迷子になることがあります。だから僕は、ある程度は考えます。目的を見る。誰に届けるのかを見る。何をするのか決める。そして「ここまで考えたら、あとはやってみよう」というところで動く。考えることと動くことを、どちらか一方にしない。たぶん、それが僕のやり方です。面白いのは、動いたら終わりではないことです。むしろ動いたあとに新しい疑問が出てきます。「ここは思ったより良かった」「ここは違ったな」「じゃあ、次はどうしよう?」。そこでまた考えます。考える、動く、見る、また考える。この繰り返し。僕にとっての「行動」は、一回きりの決断ではなく、考えるための材料を自分で取りに行くことでもあります。失敗しても、その結果が「これは違った」と分かれば、次は別の方法を試せます。何もしなければ「どうだったか」すら分かりません。失敗を避けるためにずっと止まっているより、小さく動いて、小さく失敗して、小さく直す。そのほうが、結果的には前に進みやすいと思っています。

まとめ

考えることは好きです。調べることも好きです。ちゃんと考えてから動きたいとも思っています。でも、「全部分かってから」なんてことは、たぶんありません。分からないところがあっても、ある程度まで考えたらやってみる。やってみて、また考える。完璧じゃなくてもいい。失敗してもいい。ただし、何も考えずに動くのではなく、考えたうえで小さく動かしてみる。そして動いた結果を見て、また考える。完璧じゃなくても、動かしたほうがいい。僕はそう思っています。

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