「これ、なんでだろう?」が多い

SI — Structural Intelligence

僕は、たぶん「なんで?」が多い人です。何かを見ていると、ふと気になります。「これ、なんでこうなってるんだろう?」。別に今すぐ答えが必要なわけではありません。知らなくても普通に生活できることも多い。でも、一度気になってしまうと、そのままにしておくのがちょっと気になる。「なんで?」は、僕にとって答えを求める質問というより、考え始めるスイッチです。

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日常の小さな「なんで?」

例えば、店に入ったとき。「なんで、ここにこれが置いてあるんだろう?」。Webサイトを見たとき。「なんで、この順番なんだろう?」。SNSを見たとき。「なんで、この投稿は気になるんだろう?」。商品を見たとき。「なんで、これを買いたくなるんだろう?」。誰かの話を聞いたとき。「なんで、この人はここを大事にしているんだろう?」。そんなことを、いちいち考えていることがあります。たぶん僕は、当たり前になっているものを見ると少し気になります。「昔からこうだから」「みんなそうしているから」「普通はこうだから」。もちろん、それには理由があることもあります。だから何でも否定したいわけではありません。ただ、一度くらい「本当にそうなのかな?」と考えてみたい。そうすると意外な理由が見えてくることもあれば、特に理由がなかったことが分かることもあります。「普通」を疑うというより、「普通になった理由」を知りたいのです。

「なんで?」から「どうしたら?」へ

疑問を持つだけで終わることもあります。でも仕事では、そこから先に進むことがあります。「なんで、このサイトは分かりにくいんだろう?」と考えていると、「情報の順番が違うのかもしれない」「必要な情報が足りないのかもしれない」「そもそも誰に向けているのか分からないのかもしれない」というところまで進んでいく。そこまで来ると、今度は「じゃあ、どうしたらいい?」になります。僕にとって、疑問は問題を見つけるための最初のきっかけなんだと思います。「なんでだろう?」と思ったからといって、すぐに答えを出す必要はありません。疑問が出たら調べる。でも調べても分からないこともある。そのときは、いったん置いておく。後から別の情報を見て「ああ、そういうことだったのか」と分かることもあります。疑問は、すぐ解決しなくてもいい。頭の片隅に置いておくだけでも、いつか別のものとつながることがあります。

「なんで?」は、人にも向く

これは、物や仕組みだけではありません。人にも「なんで?」と思うことがあります。「どうして、この人はこの仕事を始めたんだろう?」「どうして、これを大事にしているんだろう?」「どうして、この言葉を選んだんだろう?」。そうやって考えると、その人を表面的な部分だけで見なくなります。もちろん、勝手に答えを決めるわけではありません。分からなければ、話を聞く。疑問を持つと、世界が少し面白くなります。何も疑問に思わなければ、見えるものはそのまま通り過ぎていきます。でも「なんで?」と一度立ち止まると、同じものでも少し違って見える。店も、人も、Webも、街も、仕事も。「これって、どういう理由でこうなっているんだろう?」と考えていると、いろんなところに面白いものが見えてきます。

まとめ

僕は、何でも疑ってかかりたいわけではありません。正解を探して人に勝ちたいわけでもありません。ただ、目の前にあるものを「まあ、そういうものだよね」だけで終わらせたくない。ちょっと気になる。なんでだろう。調べてみる。話を聞いてみる。少し分かる。また分からないことが出てくる。たぶん、これからもその繰り返しです。「なんで?」と思えることは、まだ、そのものをちゃんと見ている証拠なのかもしれないと思っています。

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