遠回りしてきたから見えること|迷った経験が「整理する仕事」につながるまで

SI — Structural Intelligence

人生って、あとから振り返ると「あれも必要だったのかな」と思うことがあります。そのときはできれば避けたかったこと、違う道を選びたかったこと。そういうものが、何年も経ってから今の自分につながっていることがあります。僕にも、そういう遠回りがいくつもあります。

目次

最初から、今の自分が見えていたわけじゃない

今でこそWebや企画、人や事業の整理について話していますが、最初から「これを仕事にしよう」と決めていたわけではありません。そのとき必要だったことをやる。目の前にある仕事をやる。頼まれたことをやる。わからないことがあれば調べる。そんなことを繰り返しているうちに、気がついたらいろいろな経験が積み重なっていました。

もちろん、うまくいかないこともありました。「これはうまくいく」と思って始めたことが全然うまくいかなかったり、一生懸命やっているのに結果につながらなかったり。逆に、自分では大したことだと思っていなかったことを誰かに喜んでもらえたり。そういう経験を何度も繰り返してきました。

「足す」だけでは、整理できない

若いころは「頑張れば何とかなる」と思っていた時期もありました。でも、頑張る方向が違っていたら、なかなか前には進みません。困ったときは、何かを足したくなります。新しいサービス、新しいSNS、新しい資格、新しい方法。もちろん必要なものもあります。でも、それだけでは解決しないことがあります。情報が増えて、選択肢が増えて、余計にわからなくなる。ときには、減らす。やめる。手放す。順番を変える。そういうことも必要になります。これは、今の僕の仕事にもかなり影響しています。

「失敗」って、あとから名前が変わることもあります。そのときは「失敗した」と思っていたことでも、時間が経つと「あれがあったから、今こう考えている」と思うことがある。もちろん、失敗を無理に美談にする必要はありません。ただ、その経験から何を学び、何を変えたかを考えると、経験は少しずつ次の材料になっていきます。

人生は、一本道じゃない

昔は「ちゃんとした道を歩かなきゃ」と思っていたこともありました。でも、実際に生きてみると、そんなにきれいな一本道ではありません。曲がる。戻る。止まる。別の道に入る。それでも、あとから振り返ると「あの道も、ここにつながっていたんだな」と思うことがあります。

今でも迷います。これでいいのかな。こっちでいいのかな。でも以前より、「迷っている自分はダメだ」とは思わなくなりました。迷っているなら整理すればいい。一度立ち止まればいい。誰かと話してみればいい。自分自身がずいぶん迷ってきたからこそ、人が「どうしたらいいかわからない」と言っていると、その言葉が気になります。「わからない」にもいろいろある。まず「何がわからないのか」を一緒に見つけることが大切だと思っています。

遠回りを、無理に肯定しなくてもいいと思います。意味がなかったと思うことも、もっと早く気づけばよかったと思うこともあります。それでも今は、過去を全部やり直したいとは思いません。今の自分は、これまでの積み重ねの上にいるからです。これからは、余計なものを抱え込まずに、少しでも軽やかに進んでいきたいと思っています。

ホームページを作ったのに問い合わせが来ない店向け『Web整理相談』— 誰向けか・何を頼めるか・どこから連絡するかを、伝わる順番に整えます。

相談・お問い合わせはこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次