小さな事業の「分からない」は、作る前に整理する

松井構造室

小さな事業や活動をしていると、「何を書けばいいのか分からない」「何を投稿すればいいのか分からない」「何から手をつければいいのか分からない」と感じることがよくあります。ホームページを作るべきか、SNSを始めるべきか、そもそも自分が何をしている人なのか、うまく説明できない。そんなとき、まず考えるべきは「作ること」ではなく「整理すること」です。

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「作る」より前に、整理する

ホームページを作りたい、SNSを始めたい——そう思ったとき、いきなり制作に入るのではなく、まず整理します。誰に伝えたいのか。何をしているのか。何を提供しているのか。何を知ってもらいたいのか。何をしてほしいのか。これらが整理されていないまま作ると、「ちゃんと作ったのに、何となく伝わらない」ことが起こります。デザインが悪いのではなく、情報そのものが整理されていないだけかもしれません。だから、Webを作る前にWebについて考える。さらに言えば、Webを考える前に、事業や活動について考える。それが、整理の順番です。

小さな事業ほど「全部やる」必要はない

Instagram、ホームページ、Googleマップ、LINE、ブログ、動画、AI——やることはどんどん増えます。それぞれに意味はあります。でも、全部やる必要はありません。やることを増やした結果、「何を発信しているのか分からなくなった」「更新できなくなった」「本業の時間がなくなった」となってしまったら、本末転倒です。大切なのは、自分の事業にとって今必要なものは何か、その順番を考えることです。

SNSやWebの問題に見えて、実は事業の問題

たとえば「Instagramのフォロワーが増えない」という悩み。投稿の仕方に問題がある場合もありますが、その前に「そもそも誰に向けて発信しているのか」が曖昧なのかもしれません。「何を伝えたいのか」が決まっていないのかもしれません。「この事業は、何をしている事業なのか」というところまで戻ったほうがいい場合もあります。SNSの問題をSNSだけで解決しようとしない。Webも、マーケティングも同じです。目の前の問題だけを見るのではなく、その問題がどこから生まれているのかを見る。それが「整理する」ということです。

旭川という場所から考える

旭川で仕事をし、暮らす中で、小さなお店、個人事業、作家さん、地域活動、イベント、ネットショップ、Webサイト、SNS——いろいろな人や事業、活動を見てきました。実際に商品を買ったり、イベントに出たり、自分でサイトを作ったり、SNSを運用したりする中で、「ネット上では分からないことが、現場に行くと分かる」こともたくさんあります。逆に、「現場では伝わっているのに、Webでは伝わっていない」こともあります。だから、一般論だけではなく、旭川や北海道で実際に起きていること、自分自身が実際にやってみて分かったこと、そこから考えたことを大切にしています。

整理すると、少し動きやすくなる

何かに迷ったとき、「もっと頑張らなきゃ」と考えることがあります。でも、本当に必要なのは、頑張ることではなく、いったん分けてみることかもしれません。今やること。あとでいいこと。やらなくていいこと。自分でやること。誰かに任せること。伝えること。伝えなくていいこと。そうやって整理していくと、最初は大きく見えていた問題が少し小さくなります。そして、「じゃあ、まずこれをやってみよう」が見えてきます。

自分のタイプを知りたいときは、診断から

あなたの状況がどのタイプかを知りたいときは、トップページの「Webお困りタイプ診断」を試してみてください。5つの質問で、自分の「がんばっているのに伝わらない」パターンが分かります。タイプが分かると、どこから直せばいいかが絞れます。整理してから相談したい方は、Web整理相談(90分程度、基本は対面、オンライン可)へ。ホームページを作ったのに問い合わせが来ない理由については、こちらの記事もご覧ください。

ホームページを作ったのに問い合わせが来ない店向け『Web整理相談』— 誰向けか・何を頼めるか・どこから連絡するかを、伝わる順番に整えます。

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