僕は、けっこう観察しています

SI — Structural Intelligence

僕は、けっこう観察しています。そう言うと、ちょっと怪しいですね。「あの人、ずっと見てる……」みたいな話ではありません。人を見る。店を見る。街を見る。Webサイトを見る。SNSを見る。そういうときに、「何となく見る」より、少しだけ細かく見ている。たぶん、そういう癖があります。見えているものより、「なぜ、こうなっているんだろう」のほうが気になります。

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店に入ると、いろいろ見てしまう

例えば、初めて行った店。商品を見るのはもちろんですが、それ以外もけっこう見ています。入口はどうなっているか。最初に何が目に入るか。商品はどう並んでいるか。値段は分かりやすいか。店員さんはどのタイミングで声をかけるのか。お客さんはどこで立ち止まっているのか。どの商品を手に取るのか。何を見て、何を見ないのか。別に「この店はダメだな」と評価しているわけではありません。むしろ「なるほど、こういうふうに考えているのかもしれない」と見ることが多いです。

人も、Webも、同じように見ている

人についても、同じようなところがあります。どんな話をすると嬉しそうなのか。何について話すと言葉が増えるのか。逆に、どんな話になると急に静かになるのか。どういう言葉をよく使うのか。何を大切にしているのか。僕は人の話を聞くのが好きなので、話している内容だけではなく、その人の反応も自然と見ているのだと思います。ただし、「この人はこういう人だ」と早く決めつけないようにはしています。観察したことと、その人の本当の姿は、同じではないからです。観察は、決めつけるためではなく、もう少し知るためにするものです。Webサイトを見るときも、たぶん同じです。「デザインがきれい」だけでは終わりません。最初に何が見えるのか。次にどこへ行くのか。何を読めばその人のことが分かるのか。どこで迷いそうなのか。逆に、何があるから安心できるのか。そうやって見ていくと、Webサイトもただのページの集まりではなく、「誰かが誰かに情報を渡す場所」に見えてきます。

小さな違いが、けっこう面白い

僕が観察していて面白いと思うのは、大きな変化よりも小さな違いです。同じような商品でも、見せ方が違う。同じような店でも、お客さんの動きが違う。同じ言葉でも、人によって使い方が違う。そういう違いを見ていると、「これには理由があるのかな」と気になります。そして、そこから調べてみる。話を聞いてみる。実際にやってみる。すると、最初に見えていたものとは違うものが見えてくる。これが面白いんです。たぶん僕は「見る」だけで終わらないんだと思います。見る、気になる、考える、調べる、また見る。そんなことを繰り返しています。だから、観察は僕にとって仕事のためだけの技術ではありません。普段からやっていることが、そのまま仕事にもつながっているのだと思います。

まとめ

観察していると、世界が少し細かく見えます。普段なら気にしないようなことでも、少し立ち止まって見ると、意外と面白いことがあります。人の行動、店のつくり、街の変化、Webの使われ方、誰かの言葉。そういうものを見ていると、「世の中って、いろんな考え方でできているんだな」と思います。だから僕は、これからもたぶん観察します。じろじろ見るのではなく、評価するのでもなく、ただ、ちょっと気にして見る。そして「これ、なんでだろう?」と思ったら、少し調べてみる。そのくらいの観察が、僕にはちょうどいいのだと思います。

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