MacかWindowsか。どっちがいいかより、何をするか。

MacかWindowsか。どっちがいいかより、何をするか。

「MacとWindows、どっちがいいですか?」

これも、よくある質問です。

そして、これも僕は少し答えにくい。

Macがいい。

Windowsがいい。

そうやって結論を出してしまえば簡単なのですが、

本当は、

「何をするの?」

という話だからです。

文章を書くのか。

Webを作るのか。

動画を編集するのか。

会計をするのか。

ゲームをするのか。

会社のシステムを使うのか。

持ち歩くのか。

家で使うのか。

一日何時間使うのか。

誰とデータをやり取りするのか。

予算はいくらなのか。

そこまで考えると、

「MacとWindows、どっち?」

という質問そのものが、

少し変わってきます。

目次

パソコンは「目的地」ではない

僕はWebの仕事をしています。

だから、パソコンはかなり重要です。

毎日使う。

文章を書く。

画像を扱う。

ブラウザを何枚も開く。

Webサイトを確認する。

メールを見る。

SNSを管理する。

AIを使う。

ファイルを整理する。

オンラインで打ち合わせする。

場合によっては、ECサイトや各種サービスを触る。

でも、

「高性能なパソコンを持つこと」

が仕事ではありません。

パソコンは、

仕事をするための道具です。

ここを忘れないようにしたい。

高性能なら全部解決するわけではない

パソコン選びになると、

CPU。

メモリ。

ストレージ。

ディスプレイ。

GPU。

バッテリー。

いろいろな数字が出てきます。

数字を見るのは楽しいです。

僕も嫌いではありません。

むしろ、こういうスペック表を見るのは結構好きです。

でも、

数字が大きければ、

仕事の成果まで大きくなるわけではありません。

100万円のパソコンを買っても、

考えているだけでは仕事は進まない。

逆に、

必要な性能を満たしたパソコンなら、

十分に仕事ができることも多い。

道具に期待しすぎない

これはパソコンだけではありません。

カメラを買えば写真が上手くなる。

高級なペンを買えば文章が上手くなる。

高級なギターを買えば演奏が上手くなる。

高性能なパソコンを買えば仕事ができる。

そんな単純な話ではありません。

道具は、

自分の能力を魔法のように引き上げてくれるものではない。

でも、

自分の能力を邪魔しない道具を選ぶことはできる。

僕は、

そこが大事だと思っています。

「不満がない」は、かなり重要

パソコンを選ぶとき、

僕が意外と重視するのが、

「使っていて邪魔にならないか」

です。

起動が遅い。

アプリが固まる。

画面が狭い。

キーボードが打ちにくい。

ファイルを探しにくい。

持ち歩くには重い。

バッテリーが持たない。

こういう小さなストレスが、

毎日積み重なる。

一回なら大したことない。

でも、

毎日何十回も感じると、

かなり大きな問題になります。

道具は「時間」を買うものでもある

高い道具を買うことが、

必ずしも贅沢とは限りません。

毎日使う道具なら、

少しのストレスを減らすだけでも、

積み重ねると大きな差になります。

1回30秒。

1日10回。

それだけでも、

年間ではかなりの時間になる。

もちろん、

だから高いものを買えばいい、

という話ではありません。

大切なのは、

「その道具に払うお金で、何が変わるのか」

です。

Macだから仕事ができるわけではない

Macを使っていると、

「Macだからクリエイティブなんですか?」

と冗談で言われることがあります。

もちろん、

そんなことはありません。

Macを使っているから、

いいデザインができるわけではない。

Windowsを使っているから、

いい仕事ができないわけでもない。

道具は、

その人の仕事を支えるものです。

主役ではない。

Windowsだからダメでもない

逆に、

「クリエイターならMac」

みたいな決めつけも、

僕は好きではありません。

仕事によってはWindowsのほうが都合がいい。

会社のシステムがWindows前提の場合もある。

特定のソフトが必要な場合もある。

ゲームならWindowsを選ぶ理由もある。

業務環境によって、

正解は変わります。

だから、

「みんなMacだから」

ではなく、

「自分に必要だから」

で選べばいい。

道具選びは、環境選びでもある

パソコン単体だけを見ても、

実際の仕事は決まりません。

キーボード。

マウス。

モニター。

モニターアーム。

照明。

机。

椅子。

ネット回線。

クラウド。

バックアップ。

それらが全部つながっています。

だから僕は、

パソコン選びというより、

「仕事環境をどう作るか」

として考えたほうがいいと思っています。

一番高いものを買うより、ボトルネックを探す

これはWebサイトにも、

そのまま当てはまります。

サイトが遅いから、

サーバーを変えよう。

デザインが古いから、

全部リニューアルしよう。

SNSの反応が悪いから、

広告を出そう。

問い合わせが少ないから、

SEOを強化しよう。

こういう話は、

一見するともっともらしい。

でも、

本当にそこが問題なのか。

一度考えたほうがいい。

もしかしたら、

そもそもサービス内容がわかりにくいのかもしれない。

問い合わせ方法がわからないのかもしれない。

誰に向けたサービスなのか伝わっていないのかもしれない。

情報が古いのかもしれない。

ボトルネックは、スペック表には載っていない

パソコンの性能不足なら、

スペックを見ればある程度わかります。

でも、

事業の問題は、

スペック表には載っていません。

「お問い合わせが少ない」

という結果だけでは、

原因はわからない。

だから、

まず整理する。

どこで止まっているのか。

誰が困っているのか。

何が伝わっていないのか。

どこに無駄があるのか。

何が足りないのか。

それを見つけてから、

道具を選ぶ。

Webもパソコンも、同じ

だから、

「何のツールを使えばいいですか?」

と聞かれたとき、

僕はすぐにツール名を答えたくありません。

もちろん、

具体的な提案はします。

でも、

その前に、

「何をしたいのか」

を知りたい。

そこが決まれば、

選択肢はかなり絞れます。

選択肢が多すぎる時代

今は、

道具が多すぎます。

昔より便利になった。

その一方で、

選ぶことが難しくなった。

ホームページを作るサービスだけでも、

たくさんあります。

ネットショップもある。

予約システムもある。

LINEもある。

SNSもある。

AIもある。

会計サービスもある。

顧客管理もある。

便利です。

でも、

全部を使う必要はありません。

「使わない」という選択

僕は、

「使わない」

という判断も、

立派なツール選定だと思っています。

Instagramをやらない。

LINEを使わない。

AIを使わない。

ホームページを作らない。

場合によっては、

そういう選択もあり得ます。

もちろん、

必要性を考えたうえでの話です。

「みんなやっているから」

ではなく、

「自分の事業に必要なのか」

で決める。

道具が増えると、管理も増える

新しいツールを一つ導入すると、

便利になることがあります。

でも同時に、

IDが増える。

パスワードが増える。

更新が増える。

料金が増える。

覚えることが増える。

担当者が増える。

トラブルの可能性も増える。

だから、

「便利そう」

だけで導入すると、

後から管理コストがやってきます。

道具は、増やすより減らすほうが難しい

始めるのは簡単です。

アカウントを作る。

契約する。

インストールする。

登録する。

でも、

やめるのは意外と難しい。

データを移す。

解約する。

告知する。

連携を解除する。

過去の情報を整理する。

だから、

「とりあえず始める」

には、

実はコストがあります。

だから、最初に考える

僕がWebを作るときに、

いきなり制作に入らないのは、

このあたりにも理由があります。

先に、

何が必要か。

何が不要か。

誰が使うか。

誰が更新するか。

どこまで自分でやるか。

どこから人に任せるか。

そこを決めておく。

そうすると、

必要な道具が自然に見えてくる。

パソコンも「自分の仕事」を知ってから買う

たとえば、

文章中心なら、

キーボードの打ちやすさが重要になる。

動画編集なら、

処理性能やストレージが重要になる。

外回りが多いなら、

重量やバッテリーが重要になる。

デスク中心なら、

画面サイズや外部モニターが重要になる。

同じパソコンでも、

重要なポイントが変わります。

だから、

スペック表から入るより、

自分の仕事から入ったほうがいい。

「好き」も、ちゃんと理由になる

とはいえ、

全部を合理性だけで決めなくてもいい。

ここも、

おまつの道具箱で大事にしたいところです。

「なんとなく、この道具が好き」

というのも、

立派な理由です。

毎日触るものなら、

好きであることは大切です。

キーボードを打つのが楽しい。

ペンを持つのが気持ちいい。

時計を見るのが好き。

ギターを弾くのが好き。

そういう小さな感覚が、

仕事を続ける力になることもあります。

「好き」と「必要」は別。でも、両立できる

必要だから使う。

好きだから使う。

どちらか一方ではなく、

両方でもいい。

僕は、

そのくらい自由でいいと思っています。

ただし、

「好きだから必要」

とは限らない。

そこだけは分けて考える。

好きだけど、

今の仕事には必要ない。

それなら、

趣味として持っておけばいい。

それも立派な選択です。

道具を買うことと、仕事を変えることは違う

新しいパソコンを買う。

新しいAIを使う。

新しいWebサービスを契約する。

それだけで、

仕事のやり方が変わるわけではありません。

道具を変えるなら、

使い方も変える。

使い方を変えるなら、

仕事の流れも見直す。

そこまでやって、

初めて道具が活きる。

新しい道具を入れたら、古い仕事を捨てる

これは結構大事です。

新しいツールを導入して、

今までのやり方も全部残す。

すると、

仕事が増えるだけです。

新しいものを入れるなら、

古い作業を一つ減らす。

これくらいでちょうどいい。

AIを使うなら、

AIに任せられる作業を決める。

その代わり、

人が考える部分に時間を使う。

そうやって、

役割を整理する。

道具には、それぞれ得意分野がある

ギターにも、

役割があります。

アンプにも、

役割があります。

パソコンにも、

役割があります。

Webサイトにも、

役割があります。

SNSにも、

役割があります。

全部に、

全部の仕事をさせようとしない。

これが、

結構重要です。

ホームページにSNSの仕事を全部させない

ホームページは、

情報を整理して残すことが得意。

SNSは、

今起きていることを伝えるのが得意。

Google検索は、

必要な情報を探している人と接点を作る。

LINEは、

関係を続けるのに向いている。

ECは、

商品を買ってもらう仕組み。

それぞれ役割が違います。

だから、

「ホームページで全部やる」

必要はない。

むしろ、

それぞれをつないだほうが、

全体として強くなる。

道具を選ぶことは、仕事を設計すること

結局、

MacかWindowsか、

という話ではありません。

どんな仕事をして、

どういう流れで、

誰に届けて、

何を残したいのか。

そこを考える。

その結果として、

Macになるかもしれない。

Windowsになるかもしれない。

両方使うかもしれない。

それでいい。

「正解」より「納得できる選択」

僕が道具選びで一番大事だと思うのは、

正解を当てることではありません。

自分で、

「これなら使える」

と思えること。

そして、

実際に使ってみて、

違ったら変えること。

道具選びに、

永遠の正解なんてありません。

仕事も同じです。

最初から完璧なWebサイトを作る必要はない。

最初から完璧なSNS戦略を作る必要もない。

まず、

今必要なものを整理する。

一つ作る。

使う。

困る。

改善する。

また使う。

その繰り返しでいい。

僕は、道具を売りたいわけじゃない

Webの仕事をしていると、

「このサービスを使いましょう」

という提案はいくらでもできます。

でも、

僕が本当にやりたいのは、

道具を増やすことではありません。

その人の仕事が、

少しわかりやすくなること。

少し動きやすくなること。

少し続けやすくなること。

そのために、

必要な道具を選ぶ。

それだけです。

MacかWindowsか。その答えは人によって違う

結局、

MacかWindowsか。

僕の答えは、

「自分の仕事に合うほう」

です。

当たり前のようですが、

これが一番難しい。

なぜなら、

自分の仕事を理解していないと、

自分に必要な道具もわからないからです。

だから、

道具を選ぶ前に、

自分の仕事を見る。

何をしているのか。

何に時間を使っているのか。

どこで困っているのか。

何を繰り返しているのか。

何を減らしたいのか。

何をもっと大切にしたいのか。

そこまで考えると、

「どのパソコンを買うか」

よりも、

「どんな働き方をしたいのか」

が見えてくる。

そして、

そのとき初めて、

道具を選ぶ意味が出てくるのだと思います。

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