なぜ、ホームページを作っても問い合わせが来ないのか?作る前に考えておきたいこと

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「ホームページを作ったら、お客さんが来るようになる」。そんなイメージを持っている人は少なくないと思います。ホームページを作る→検索される→見てもらう→問い合わせが来る。ところが、公開してしばらく経っても「アクセスがほとんどない」「問い合わせが来ない」「そもそも見られているのか分からない」ということがあります。ホームページを作ったこと自体が間違いだったのでしょうか。必ずしもそうではありません。ホームページは「作れば仕事が来るもの」ではなく、「必要な人が、必要な情報を確認するための場所」として考えると分かりやすくなります。

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ホームページを作ることは「店を建てること」に近い

新しくお店を建てたとします。きれいな外観、素敵な内装、商品も並んでいる。でも、そのお店がどこにあるのか誰も知らなかったら、当然ながら人は来ません。ホームページも少し似ています。ホームページを作った。それは「場所を用意した」ということです。でも、誰が来るのか、どうやって来るのか、来た人に何を見てもらうのか、何をしてほしいのかまでは、別に考える必要があります。ホームページを作ること=集客が完了することではありません。

「ホームページを作れば検索される」も違います。作ったばかりのホームページが「Googleで検索しても出てこない」ことは珍しくありません。さらに「旭川 ○○」「北海道 ○○」「○○ 通販」など、検索する人によって探し方も違います。ただ作っただけで、すべての検索結果に表示されるわけではないのです。また、そもそも「誰に見てほしいホームページ」なのかも重要です。新規のお客さんか、既存のお客さんか、取引先か、地域の人か、遠方から購入したい人か。見る人によって知りたい情報は違います。「せっかくだから全部載せよう」と情報が多くなっても、情報が多い=分かりやすいではありません。大切なのは「必要な情報があること」だけではなく、「必要な情報にたどり着けること」です。

問い合わせる前には「確認したいこと」がある

知らない会社に問い合わせるのは、少し勇気がいります。何をしている会社なのか、自分の相談に対応してくれるのか、どんな人が対応するのか、どこにあるのか、問い合わせたらしつこく営業されないか。だからホームページでは、「問い合わせはこちら」というボタンだけではなく、「問い合わせる前に知りたい情報」を分かりやすくしておくことが大切です。「お気軽にお問い合わせください」は悪い表現ではありませんが、「何を聞いていいの?」「問い合わせたら契約しなければいけないの?」という疑問が残ることがあります。「こんな相談に対応しています」「まず話を聞いてみたい方はこちら」など、問い合わせる理由を具体的にすると、行動へのハードルを下げられる場合があります。

ホームページは「自分の説明」だけにしないことも大切です。「Web制作をしています」だけではなく、「ホームページを作りたいけれど、何から始めればいいか分からない方へ」と書けば、対象になる人が見つけやすくなります。「自分たちが何をしているか」から「誰のどんな状況に役立つのか」へ視点を移すことです。「きれいなホームページ」と「伝わるホームページ」が違うのも、同じ理由です。どれだけデザインがきれいでも、誰向けなのか、何を頼めるのか、どう問い合わせればいいのかが分からなければ、目的を達成しにくくなります。

SNSとホームページは役割が違う

ホームページを作る前に、「このホームページで何をしてほしい?」を考えてみます。問い合わせを増やしたい、店舗に来てもらいたい、購入してもらいたい。全部を目的にすると、かえって分かりにくくなる場合があります。「一番大切な役割は何か」を決めておくだけでも、構成を考えやすくなります。

SNSは「知ってもらう」「興味を持ってもらう」という役割を持たせやすい。一方でホームページは「詳しく知ってもらう」「情報を整理して見てもらう」「問い合わせや購入につなげる」という役割を持たせやすい媒体です。SNSで興味を持ってもらう→ホームページで理解してもらう→行動してもらう、という流れをつくることができます。ホームページは「24時間働く営業マン」と表現されることもありますが、「必要な情報を、必要な人が、自分のタイミングで確認できる場所」と考えることもできます。そして、公開してからも、どのページが見られているのか、どんな検索で見つけられているのかを見ながら改善していく、育てるものでもあります。

まとめ

問い合わせが来ないとき、「もっとアクセスを増やさなければ」と考えがちです。でも、その前に確認したいことがあります。「何をしている会社なのか分かるか?」「誰向けなのか分かるか?」「問い合わせる理由があるか?」「問い合わせ方法が分かるか?」アクセスを増やす前に、「来てくれた人が理解できる状態になっているか」を見ることも大切です。

ホームページを作る前に考えたい7つのことを整理します。1.誰に見てほしいのか 2.何を知ってほしいのか 3.ホームページで何をしてほしいのか 4.訪問者が不安に思いそうなことは何か 5.問い合わせる前に知りたい情報は何か 6.SNSや検索など、どこから人が来るのか 7.公開した後、どう改善していくのか。この7つが決まっていれば、制作会社やWeb担当者に相談するときにも話がしやすくなります。「何ページ作るか」の前に、「このホームページを見た人に、どうなってほしいんだろう?」と考えてみる。そこから始めてみてください。「ホームページを作ったのに問い合わせが来ない」と感じている方は、松井構造室のWeb整理相談でも、この順番で一緒に整理しています。

ホームページを作ったのに問い合わせが来ない店向け『Web整理相談』— 誰向けか・何を頼めるか・どこから連絡するかを、伝わる順番に整えます。

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